船の上にモナコを再現、贅沢すぎる超豪華客船「Streets of Monaco」

船の上にモナコを再現、贅沢すぎる超豪華客船「Streets of Monaco」

http://sociorocketnews.files.wordpress.com/2011/01/theminimonacothatfloats1-65535.jpg?w=612&h=318

世界のお金持ちがあこがれる国、モナコ公国。そんなモナコをそのまま船の上に載せてしまったのが、超豪華客船「Streets of Monaco」だ。通称・洋上モナコ。全長約150メートルのデッキに、モナコの中心街モンテカルロが再現されている。

それでは、贅沢の限りを尽くしたこの船の詳細をご紹介しよう。

船内には豪華ホテル「ホテル・ド・パリ」が入っており、リッチな洋上生活を満喫できる。お酒を飲んだり遊びたいときはクラブ「ラスカス」やカジノで発散。静かな庭には小さな滝と噴水があり、さらにはプール、サウナ、ジャグジー、テニスコート、ヘアサロン、バーベキュー施設、カフェバー、図書館、映画館……などなど、楽しみどころは盛りだくさん。

そしてなんといっても極めつけは、ミニ・モナコグランプリの再現だ。複雑なトンネルと曲がりくねったコースは、本物のコースのまさにミニ版。また、ヘリポートはもちろんのこと、船の側面には係留場までもが用意されている。ここからボートでちょっと遊覧したいときは、ひと漕ぎできるわけだ。

この船はイギリスの「ヨット・アイランド・デザイン社」が手がけている。社長のロブ・マクファーソン氏は、「モナコ公国の優美な姿をぜひ洋上に再現してみたい」と語っている。

贅を尽くしたこの船に乗れるお客さんの数は、なんとたったの16人。総勢70人の乗務員が、究極に贅沢なクルーズをサポートしてくれる。ちなみに総工費は約900億円、船の維持費には年間数十億円かかるらしい。

現在のところ、この船のオーナーはまだ決まっていない。ウワサによると、イギリスのサッカークラブ「チェルシーFC」のオーナーであり、ロシアの石油王でもある大富豪ロマン・アブラモヴィッチ氏が購入するのではないか、と言われている。

http://sociorocketnews.files.wordpress.com/2011/01/theminimonacothatfloats2.jpg?w=612&h=286

http://sociorocketnews.files.wordpress.com/2011/01/theminimonacothatfloats3.jpg?w=612&h=282

http://sociorocketnews.files.wordpress.com/2011/01/theminimonacothatfloats3.jpg?w=612&h=282